愛と追憶

やり込み侍

マイライフやり込み侍【パワプロ2022】

パワプロ2022では栄冠ナインやサクセスといった無限に遊べる楽しいモードがいくつもあるのだが、「マイライフ」は正直なところ他のモードに比べて頭抜けて人気が低い。そんなマイライフをある程度やりこんできたので、プレイした感想含めマイライフが何故あまり人気がないのかを言語化して整理しつつ、筆者のパワプロ初プレイである2010PSP版と良い点も含めて所々比較をしながら話していこうと思う。

 

ジェット機買える所までやり込んできました。

 

 

プレイした感想

まずはプレイした感想を短めにまとめていきます。
端的に言うと前作とほとんど変わらないです。正直前作もやってはいるのですがペナントみたいに年数無制限といった大幅なテコ入れがなかったのでマイライフだけ気になってる人は前作プレイしても全く問題なしです。
前作と違う部分を強いてあげるとすれば、奥居を成長させるのが難しいってことくらいです。連携練習くらいでしか能力を上げれないので投手プレイだと初期能力から殆ど変わらない弱キャラです。

 

前回作った清原選手でマイライフをやってきました。↓

leon-44.hatenablog.com

何が良くないのか言語化して整理する

良い点、悪い点を両方書いていくと導入で言ったので、まずは悪い点から上げていきます。

1.お金の使い道

お金の使い道が牧場を始めとした募金イベントが主となってしまい面白みにかける。
募金イベントも同じ事を何回もさせられるので作業になってしまうため良くない。同じイベントを回ってる最中の苦痛さはSVのテラスタル集めを思い出して苦しくなった。
個人的には知らない人に突然お金をせがまれてお金を渡すよりも、2010の様な『ヒット打ったら何円募金』といった自発的に起こせるイベントの方が感情移入が出来て良かった。
加えてショップに売ってあるものが趣味関連の物しかなく、『お金を貯める目標のような物』ジェット機や家購入くらいなのもモチベーションが続かない点があると思う。

買える物が趣味用アイテムくらい

2.無双プレイ前提のイベント

再現選手でプレイしようとすると起こりがち。1.5軍ぐらいの成績でプレイをしていこうとすると、どうしても彼女イベントやオークション等タイトルを取らないと進まないイベントが多々あるのがすごく窮屈に感じる。
この手のイベントはあっても良いと思うのですが、無双プレイよりもリアルな成績でこなすほうが楽しい人も結構いると思うので量は減らしてほしいなあと。

無双プレイしないと手にできないイベントの一例

3.契約更改

今作も契約更改は基本的に自分で交渉といったことができず、ただ眺めるだけで事が進んでいき操作出来る部分がないのは非常にもどかしく感じる。
2010版では契約更改の部分が細かく指摘できるシステムだったのでめちゃくちゃ過去作の仕様に戻してほしい部分。

自分で交渉できるようになればもっと面白そう

 

4.彼女イベントが淡白

マイライフでも重要なポイントと言える彼女イベントかサクセスと違ってテンポが悪く、1つ1つのイベント会話が少ない点が感情移入がしにくい。
プロポーズイベントがあっさりしていたり、相棒である奥居が相談(イベント)もなしに突然知り合いと結婚するのは流石に驚きを隠せなかった。

一言くらい相談くらいして欲しかったでやんす;;

 

ココが良い!面白ポイント

 

打撃練習の代わりになる

正直結構やり込んで良い点がこの1点くらいなのですが、この部分が本当に素晴らしいのでこれの一点押しします。
なんとマイライフでは全試合分の成績を細かく出してくれます。
自分の苦手なコースや得意コースから球種別の打撃成績が詳細に出てくれて非常に便利です。
成績を見ながら自身の打撃の苦手な部分を修正していくことが出来る上に、難易度によっては相手CPUが苦手な球種やコースを中心に攻めてきてくれるので打撃練習としては最高のモードです。

コース別打撃成績

打球方向及び球種別打撃成績

始めたては打てなかったのですが、徐々に打てるようになっていく様(成長)を可視化できる成績で残っていくのはマイライフならではの面白さです。

無双プレイが楽

先ほど「無双プレイ前提のイベントが〜」と言っていたのですが、無双プレイはめちゃくちゃ簡単です。理由は能力がガンガン上がるからです。このおかげで数年である程度戦えるラインには行けます。その上今作からの追加システムである「特殊能力ファイル」のおかげで特殊能力の収集に困ることはあまり起きません。
最終的には放置してても無双してくれるくらいには能力が上がってくれます。俺TSUEEEEしたい方にはピッタリなモードとも言えます。

 

総評

今回挙げた悪い点に共通する点として「自由度が低く窮屈」ここがどれにも当てはまるので、昨今ブームであるオープンワールドレベルの自由度が欲しいとまでは言わないですが、「ペルソナ5」や「風花雪月」(別ゲーの名前を挙げて申し訳ないです)くらいの自由度がこのゲームの理想系なのかもしれません。
ただ例に挙げたゲームと違い、幾つもあるモードの1つなので工数をそこまで割けない点を考えるとあまり高望みをしすぎるのは良くないのかもしれません。

最後に

ここまで色々書いてきましたが本当にマイライフさえ面白ければこのゲームは完璧に近いと思うくらいには何年も遊べるいいゲームだと思ってます。だからこそ惜しいなあとも言えるモードという評価です。
パワプロ2022の記事はあと2〜3本程度上げて一旦終わろうと思います。
次回は選球眼と走塁の特殊能力に関する記事を挙げる予定です。
今回は以上となります。 ここまでご覧いただきありがとうございました。

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